漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
18歳 女性
大学入学からアトピーが悪化し、体は強いステロイド軟こうを使っていました。
漢方煎じ薬でよくなり、ステロイド軟こうを止めたせいかリバウンドを起こし、休学をしたが、漢方薬で落ち着き、復学しました。好きだったケーキ屋さんに就職してからひどく悪化したので皮膚科に紹介状を書いて紹介しました。
ステロイド軟こうやステロイド内服でも効かなくなって、臓器移植に使う免疫抑制剤を使って症状は落ち着きました。その間も漢方煎じ薬は続けて体質改善で自分の副腎や肝臓の機能は落ちないようにしました。
免疫抑制剤の副作用をチェックしながら、漢方薬を飲み、次第に量も減らすことができ、今はやめることができました。大好きなケーキ屋さんの仕事も続けていられます。今は赤みも薄くなりました。この2年間は一度も悪化しません。ただ免疫抑制剤の副作用で皮膚は薄くなっていますが、当初よりは丈夫になってきました。
アトピーはステロイド軟こうやステロイド内服薬のセレスタミン、プレドニンでも効かないくらいひどくなることもあります。
その時は臓器移植に使う免疫抑制剤を使うことがあります。もちろん皮膚科にかかりながらです。
そんなひどいときは漢方だけでなく、臨機応変に現代医学の力を借りたほうがいい場合もあります。
その場合も漢方薬を併用すれば体質改善できます。絶対やめないことが治すコツです。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7